【歴代会長シリーズ】倫理にふれて ~千曲倫理法人会~
令和4年10月13日 木曜日 千曲倫理法人会 第962回 経営者モーニングセミナー
先月より始まった歴代会長シリーズ、今回は第8代会長であります 中條 秀樹 相談役のご講話でした。
4年前の会長就任されての講話でもご紹介いただいた
「井の中の蛙大海を知らず」に続き、
「されど、ものの深さを知る」
中條相談役のご講話と実践には、いつでもものの深さを大切にしてこられたお人柄がつまっています。
本日は新たに「恋」と「愛」という言葉について。
「恋」の時は心がまだ下にあるが、時が経つことで心が真ん中に行き「愛」となるというお話をいただきました。
「なるほど~」と思ったり、分かりやすく、聞き入ってしまうお話。
会長時代のご挨拶も、そのような魅力あふれるご挨拶をされておりました。
今回のご講話は、平成25年度に事務長という役を受けられて、役員としての活動が多くなった頃からのお話でした。
当初は流れも分からない中で、三役で会議に向かう車内でのお話などから知っていき、
中でも、「点から丸へ」の大切さについてお話がありました。
例えば、MS委員としての講師選考について、講師を依頼したい方を決めたら、
まずは会長に相談し、そして経験豊富な事務局にもご相談する。
自分がこの人と決めた「点」を会長をはじめとした皆さんと共有し、「丸」にすることが上手くいく秘訣とのことでした。
そして、事務長から役を重ねていき、いよいよ会長を受けられた当時のお話。
これまでの相談する立場から、自身が相談される、決める立場になって感じた新しい経験、
そして、役を重ねてきた中で学び、実践をしてこられた「受け入れる」ということをお話しいただきました。
嫌なことや、怒りたくなるようなことも聞き手が大切で、いかに寛容でいるかで争いの種とならずに済む。
会長の時も、もしくは仕事で様々なお客さんの対応をされる中で学ばれたこととしてお話いただきました。
そして、そんな受け入れるということも昔からできたのではなく、
倫理にふれてきたこれまでの時間がつくってくれたものだとのことでした。
冒頭にあった、心が真ん中にいくのも、時が経つことでできるというお話に繋がるのだろうと感じました。
当時の会長挨拶が思い出される、中條相談役のお人柄がつまったお話でした。
今回の参加者は 14社15名(13社14名)でした。
副専任幹事 林